柿や栗の木にスズメバチが集まる|収穫で刺されないための注意
収穫を急ぐほど、枝先の様子を見落とします。作業前の確認と、蜂が来たときの動き方を、順に整理します。
目次
熟した果実に蜂が来る理由
蜂は肉食のイメージが強いものの、果実を食べに来ることがあります。果樹園で、果実を食べているスズメバチが複数報告された例もあります。
甘い汁が出たものや、強い匂いのするものには、蜂が寄ってきます。ジュースの飲み残しも屋外に放置しないでください。実と蜂の距離に気をつけましょう。
確かなのは、夏から秋にかけてはハチの数が増えて、活動が活発になる最も危険な時期にあたることです。
収穫の時期と蜂の活動期は、重なっています。毎年同じ木で何事もなく収穫できていたとしても、その年の蜂の数が同じとは限りません。去年は大丈夫だったという記憶より、今日その木の周りで見えている蜂の様子を優先してください。
収穫・剪定の前に確認すること
木に近づく前に、数メートル離れた場所から次の点を見ます。
- 木の周りを飛ぶ蜂の数。1匹か、複数か
- 熟して割れた実、傷んだ実に、蜂がとまっていないか
- 地面の落果の上に、蜂が集まっていないか
- 枝の中や幹の穴、木のそばの茂み、石垣のすき間に出入りする蜂がいないか
- 蜂が木のまわりをぐるぐると旋回していないか
ハチが旋回飛行をしているときは、近くに巣があることが多くなります。単に果実を食べに来ているのか、近くに巣があって警戒しているのかは、旋回飛行や数の多さが見分ける手がかりになります。
近づいたときに「カチカチ」という音が聞こえたら、その場で作業を止めます。この音は「巣があるから近づくな」という警告です。音がしたら、静かにその場から離れてください。
作業時の服装と時間帯
服装は、肌を出さないことが基本です。
- 長袖、長ズボン、帽子、手袋で肌の露出を減らす
- 黒い服や、濃い色の髪を覆う黒い帽子は避ける。ハチは黒いものに攻撃性を持つので、白や明るい色の服がよい
- 香水、ヘアスプレー、整髪料など匂いの強いものは避ける
- 甘い飲み物の飲みかけを、木の下や作業場所に置かない
蜂の動きが分かるように、明るい時間に作業することと、1人で作業しないことを守ってください。誰かが少し離れた場所から、蜂の動きを見守る形にすると、早く異変に気づけます。
蜂が飛んできたときと、落ちた果実の片付け
作業中に蜂が近づいてきたら、次のとおり動きます。
- 手で払ったり、タオルを振り回したりしない
- 急に向きを変えず、ゆっくり後ろへ下がる
- 姿勢を低くして、静かにその場を離れる
- 離れた先で刺された人がいないかを確認する
落ちた果実の片付けは、蜂がいないときに行います。蜂がとまっている実を、手や火ばさみで拾おうとするのは避けてください。蜂がいなくなってから、袋に入れて口を閉じます。落果は蜂が寄る目印になるので、作業の順番としては先に片付けるほうが安全です。
刺されたときは、刺された場所から離れて流水で洗い、冷やします。動悸、めまい、吐き気、じんま疹、息苦しさなどが出たら、一刻も早く病院で手当てを受けてください。過去にハチに刺された経験がある人は、強いアレルギー反応が出るおそれがあるため、収穫作業そのものを他の人に任せる選択もあります。
自分で続けてよい状態と、中断して相談すべき状態
巣があるのかどうかは、遠くから見ただけでは判断できないことがあります。高い位置にある巣や大きく成長した巣の場合は、駆除を専門業者に依頼するなど、安全に配慮した対応を考えてください。
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コクエイ消毒が蜂と向き合うときに大切にしていること
コクエイ消毒では、駆除は命を奪う仕事だという意識を持ち、毎朝、出動前に供養仏の前で手を合わせています。蜂の駆除でも、巣の場所や大きさ、周囲の環境を確かめて、無理のない方法を選ぶことを重視しています。巣が高い場所にある場合は、伸縮式のエアゾールノズルを使い、離れた位置から作業します。
対応エリアは大分県全域です。福岡県、佐賀県、熊本県の一部の地域もご相談いただけます。
相談の際は、次の情報があると状況が伝わりやすくなります。
- 蜂を見かけた木の種類と場所(庭、畑、山林など)
- 蜂の数の目安と、見かけた時間帯
- 巣のようなものが見えるか、見えるなら高さ
- 蜂が出入りしている方向
- 離れた位置から撮った木の全体の写真
写真を撮るときも、蜂が飛び交う木には近づかないでください。
よくある質問
Q.果実に来る蜂は巣を作っている?
A.果実に来ている蜂は、餌を探して飛んできた個体です。その場に巣があるかどうかは、見た目だけでは判断できません。複数の蜂が旋回している、カチカチ音がするときは、近くに巣がある可能性があるため、作業を止めて離れてください。
Q.蜂に刺されたら、まず何をすればいいですか?
A.刺された場所から離れて、流水で洗い、冷やします。動悸、めまい、吐き気、じんま疹、息苦しさが出たら、一刻も早く病院で手当てを受けてください。過去に刺された経験がある人は、強いアレルギー反応が出るおそれがあります。
Q.収穫を急がないといけない時は?
A.急いでも、蜂が複数いるときは作業を中断してください。蜂が離れている時間に、短い時間で、複数人で行います。脚立が必要な高い枝は、蜂が集まっていないことを確認してから作業するか、巣の有無を相談してください。
ご相談・お問い合わせ
コクエイ消毒は大分県全域に対応しています(福岡・佐賀・熊本の一部エリアも対応)。
ご相談時に写真がある場合は、発見場所や状況の共有に役立ちます。料金や対応可否は、電話またはお問い合わせフォームからご確認ください。

