10月のスズメバチはまだ危ない|由布で草刈りや墓参りの前に
涼しくなると「もう大丈夫」と感じがちですが、秋は巣の中にまだ働き蜂が多く残っています。作業前の確認、蜂が来たときの動き方、刺されたときの受診の目安を、順に見ていきます。
目次
10月はなぜまだ危ないか
スズメバチの危険度は7〜9月ごろが最大で、10〜11月ごろも高いままです。新しい女王蜂とオス蜂が生まれて巣立つ時期にあたり、それ以外の蜂は冬を前に死んでいきます。巣が空になり、二度と使われないのは12月以降です。
巣が最大になるのは9月ごろで、特に危険な時期です。ただ、巣が最も大きい時期を過ぎても、10月に急に安全になるわけではありません。働き蜂が死んで巣が空になるのは11月から12月ごろで、10月はまだ注意が必要な時期です。
草刈り・墓参り・山仕事の前の確認
作業を始める前に、次の場所を目で確認します。道具を入れる前が肝心です。
蜂が行き来する道筋は、巣の場所を知る手がかりです。巣から十分に離れた場所で数分立ち止まって眺めるだけでも、出入りの方向が分かることがあります。ただし、近づいて確かめようとはしないでください。
草刈りの前は、刈る範囲の周囲をひと回りして、気になる場所があれば機械を回す前に引き返してください。刈り始めてから巣に気づくと、逃げる余裕がありません。
近くで蜂が飛んできたときの動き方
蜂が体の近くを飛び始めたときは、次の動きを守ります。
- 手を振り回したり走ったりしない。逆効果になる
- 頭を低くして、静かに巣から離れる。蜂は黒いものやひらひらするものを集中して襲うため、姿勢を低くして遠ざかる
- 巣から離れれば、蜂は襲うのをやめる。ある程度離れてから、建物や車に入る
- 石を投げたり、巣をゆすったりしない
- 飲みかけの缶ジュースは放置しない。甘いにおいに寄ってくる
服装は、長袖・長ズボンで肌の露出を減らします。黒を避けて、白や明るい色の服を選んでください。帽子や手袋、首元を覆うタオルも役立ちます。
草刈りをするなら、刈る範囲を決めて、1人で作業しないほうが安心です。誰かが少し離れた場所で見守っていれば、刺されたときにすぐ動けます。
刺されたときの受診の目安
刺された場所から離れ、安全な場所で刺された部分を流水で洗い、冷やします。北九州市の資料によると、呼吸が苦しい、意識がおかしい、めまいがする、血圧が下がる、全身に発疹が出るといった状態があれば、迷わず救急車を呼ぶ必要があります。
次の症状が出たら重い状態です。一刻も早く病院で手当てを受けてください。
- 動悸
- めまい
- 吐き気
- じんま疹
- 発熱
- 呼吸が苦しい
過去にハチに刺された経験がある人は、抗体のために強いアレルギー反応が出ることがあり、まれに命にかかわる場合があります。以前刺されたことがある人は、作業そのものを避けるか、複数人で行うなど、安全面を優先してください。
刺された本人が動き回ると、周囲の蜂にも刺されます。一緒にいる人が声をかけて、巣から離れた場所へ誘導してください。
自分で様子を見てよい状態と、相談したほうがいい状態
高い位置にある巣や大きく育った巣の駆除は、専門業者に依頼するなど、安全に配慮した対応を考えてください。自治体によっては市が駆除を行わず、巣がある場所の管理者が対処することになります。由布市で巣を見つけたら、市の環境課(097-582-1310)に、市の対応の有無を確認する方法もあります。
巣を自分で壊そうとするのは、いちばん避けたい行動です。大分でスズメバチの巣が高い場所にある、中が見えないという場合は、次の記事も参考にしてください。
あわせて読みたい大分でハチの巣を見つけたら|駆除か様子見かの判断ガイド ›
あわせて読みたい8月のスズメバチは危険度が上がる|別府で巣を見つけたら ›
コクエイ消毒の蜂の駆除と、由布で相談するとき
コクエイ消毒には、高い場所の巣に対応する伸縮式のエアゾールノズルと、防護服の用意があります。地上から離れた距離で作業できるため、軒下や木の上の巣にも、巣に近づきすぎずに対応できます。本社は玖珠町、大分営業所は大分市にあり、対応エリアは大分県全域です。福岡県・佐賀県・熊本県の一部地域もご相談いただけます。
由布で相談するときは、次の情報があると状況が伝わりやすくなります。
- 巣を見つけた場所(住所の目安、敷地の中か外か、墓地・畑・山林など)
- 巣の高さと形(地面、茂み、軒下、木の上など)
- 蜂が出入りする時間帯と数の目安
- 蜂が来たときの様子(まとわりつくか、音を立てるか)
- 少し離れた位置から撮った、巣と周辺の写真
写真を撮るときは、蜂が出入りする巣に近づかないでください。数メートル離れた場所から、望遠で撮れれば十分です。
よくある質問
Q.11月になればもう安全?
A.11月ごろは働き蜂が死んで巣が空になる時期ですが、地域や巣によって差があります。巣が空になるのは12月以降のことが多いです。11月も蜂が出入りしている巣には近づかないでください。
Q.黒い服は本当に狙われやすい?
A.スズメバチは黒いものに攻撃性を持つため、白や明るい色の服を選んでください。黒い髪や黒い手袋にも注意が必要です。服の色だけで安全にはならないため、巣に近づかないことが前提です。
Q.墓のそばの巣はだれに相談する?
A.まず墓地の管理者に知らせてください。巣の撤去は管理者が手配する場合があります。市の環境課(097-582-1310)に対応の有無を尋ねるか、駆除業者に相談します。
ご相談・お問い合わせ
コクエイ消毒は大分県全域に対応しています(福岡・佐賀・熊本の一部エリアも対応)。
ご相談時に写真がある場合は、発見場所や状況の共有に役立ちます。料金や対応可否は、電話またはお問い合わせフォームからご確認ください。

