羽アリを見つけたら|シロアリとクロアリの見分け方と正しい対処法
家の中や周辺で羽アリを見つけて、「もしかしてシロアリ?」と心配になった方も多いのではないでしょうか。羽アリの発生はシロアリ被害を示すサインの一つですが、羽アリがすべてシロアリというわけではありません。
この記事では、羽アリを見つけたときに知っておきたい、シロアリとクロアリの見分け方と正しい対処法について、創業50年以上の害虫駆除の専門家であるコクエイ消毒が詳しく解説します。
羽アリとは?なぜ発生するのか
羽アリとは、繁殖のために羽を持って巣から飛び立つアリのことです。シロアリもクロアリも、繁殖期になると羽を持った個体(有翅虫)が発生し、新しい巣を作るために群飛します。
羽アリが発生するのは、コロニー(巣)が成熟し、新しい巣を作る準備ができたサインです。羽アリは交尾を終えると羽を落とし、地面や木材の隙間などで新しい巣を作り始めます。
つまり、家の中で羽アリを見かけた場合、近くにアリの巣があり、それが成熟している状態だということです。もしそれがシロアリの羽アリであれば、すでに家のどこかにシロアリの巣がある可能性が高いのです。
シロアリの羽アリとクロアリの羽アリの見分け方
羽アリを見つけたとき、まず確認すべきはそれがシロアリかクロアリかです。以下のポイントで見分けることができます。
体の形で見分ける
シロアリの羽アリは、体がずんぐりしていて、くびれがほとんどありません。頭部・胸部・腹部がほぼ一直線につながったような形をしています。
クロアリの羽アリは、体にはっきりしたくびれがあります。特に胸部と腹部の間が細くくびれているのが特徴です。
羽の形で見分ける
シロアリの羽アリは、4枚の羽がほぼ同じ大きさです。羽は体よりも長く、細長い形をしています。また、羽脈(羽の筋)が網目状になっています。
クロアリの羽アリは、前の羽が後ろの羽より大きいのが特徴です。前後の羽の大きさが明らかに違います。
触角で見分ける
シロアリの羽アリの触角は、数珠状で真っ直ぐです。小さな球が連なったような形をしています。
クロアリの羽アリの触角は、「く」の字に曲がっています。途中で折れ曲がっているのが特徴です。
色で見分ける
シロアリの羽アリは、種類によって色が異なります。ヤマトシロアリは黒っぽい色、イエシロアリは黄褐色です。「シロアリ」という名前ですが、羽アリは白くありません。
クロアリの羽アリは、黒色や茶色のものが多いです。
発生時期で推測する
ヤマトシロアリの羽アリは、4月から5月の昼間、特に雨上がりの蒸し暑い日に群飛します。
イエシロアリの羽アリは、6月から7月の夕方から夜にかけて群飛します。光に集まる習性があり、照明の周りに集まることがあります。
クロアリの羽アリは、種類によって発生時期が異なりますが、6月から11月にかけて発生することが多いです。特に9月頃に発生する羽アリの多くは、キイロシリアゲアリというクロアリの一種です。
羽アリを見つけたときの正しい対処法
羽アリを見つけたら、以下の手順で対処しましょう。
ステップ1:慌てずに観察する
まずは慌てずに、羽アリをよく観察してください。可能であれば数匹捕まえて、体の形、羽の形、触角の形を確認しましょう。スマートフォンで写真を撮っておくと、後で専門家に見せるときに役立ちます。
ステップ2:発生場所を確認する
羽アリがどこから発生しているか確認しましょう。窓際、玄関、浴室、床の隙間など、発生場所を特定することで、巣の位置を推測する手がかりになります。
ステップ3:シロアリかどうか判断する
前述の見分け方を参考に、シロアリの羽アリかクロアリの羽アリか判断してください。判断が難しい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
ステップ4:シロアリの場合は専門業者に相談
シロアリの羽アリと判断された場合、または判断がつかない場合は、早めに専門業者に相談しましょう。シロアリの羽アリが発生しているということは、すでに建物内にシロアリの巣がある可能性が高いです。
ステップ5:クロアリの場合
クロアリの羽アリであれば、建物への直接的な被害はありません。ただし、大量発生して不快な場合は、市販の殺虫剤で対処できます。発生源となる巣が建物内にある場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
やってはいけないNG対処法
羽アリを見つけたとき、以下のような対処は避けてください。
殺虫剤を大量に散布する
羽アリに殺虫剤を吹きかけると、その場にいる羽アリは駆除できますが、巣には影響がありません。また、大量の殺虫剤を散布することで、シロアリが警戒して巣を移動させ、かえって被害を広げてしまう可能性があります。
掃除機で吸い取って終わりにする
羽アリを掃除機で吸い取るのは、一時的な対処としては有効です。しかし、それで問題が解決したわけではありません。羽アリが発生したということは、近くに巣があるということです。根本的な対策が必要です。
放置する
「大した数じゃないから大丈夫」と放置するのは危険です。シロアリの羽アリが発生しているということは、すでに被害が進行している可能性があります。早めに専門家に相談しましょう。
自分で床下に入って確認する
床下に入っての点検は危険を伴います。また、シロアリの被害を正確に判断するには専門的な知識が必要です。自己判断せず、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
プロに依頼すべき判断基準
以下のような場合は、専門業者への相談をおすすめします。
・シロアリの羽アリと判断された、または疑わしい
・羽アリが大量に発生している
・複数回にわたって羽アリを見かける
・羽アリの発生と同時に、床のきしみや木材の異常がある
・判断がつかず不安がある
専門業者は、羽アリの種類の特定だけでなく、床下の詳細な点検、被害状況の確認、適切な対策の提案を行うことができます。
コクエイ消毒の特徴
大分県唯一の優良事業所認定
コクエイ消毒は、公益社団法人日本ペストコントロール協会から「優良事業所」の認定を受けています(認定番号:第1838-0号)。大分県内でこの認定を受けているのはコクエイ消毒のみです。
創業50年以上の実績
1975年の創業以来、50年以上にわたってシロアリを含む害虫・害獣駆除に携わってきました。羽アリの種類の特定や、適切な対策の判断には、長年の経験が活きています。
有資格者による対応
ペストコントロール1級技術者、しろあり防除施工士など、専門資格を持つスタッフが対応します。羽アリを見て「これはシロアリか」「どこから発生しているか」を的確に判断できます。
防除思想:再発させない環境づくり
コクエイ消毒は「防除」という考え方を大切にしています。シロアリを駆除するだけでなく、再び発生しない環境を作ることを目指します。
よくある質問
Q. 羽アリを見つけたのですが、シロアリかどうかわかりません。
A. 写真を撮ってお送りいただければ、種類の特定をお手伝いします。お電話やLINEでご相談ください。
Q. 羽アリは数匹しか見ていないのですが、相談したほうがいいですか?
A. シロアリの羽アリであれば、数匹でも近くに巣がある可能性があります。念のため相談されることをおすすめします。
Q. 羽アリが出たのは夜で、光に集まっていました。シロアリですか?
A. イエシロアリの羽アリは夕方から夜にかけて群飛し、光に集まる習性があります。イエシロアリの可能性がありますので、早めにご相談ください。
Q. 相談だけでも大丈夫ですか?
A. はい、ご相談だけでも承っています。お気軽にお電話またはLINEでご連絡ください。
まとめ
羽アリを見つけたら、まずは慌てずにシロアリかクロアリかを見分けることが大切です。体のくびれ、羽の形、触角の形などで判断できます。シロアリの羽アリと疑われる場合は、早めに専門業者に相談しましょう。
コクエイ消毒は、大分県唯一の優良事業所認定を受けた害虫駆除の専門業者です。創業50年以上の経験と実績で、羽アリの種類の特定から適切な対策まで、トータルでサポートいたします。
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