冬に空になった蜂の巣は取っていい?撤去する前に確かめること - 害虫防除、害虫駆除のプロPCO コクエイ消毒有限会社害虫防除、害虫駆除のプロPCO コクエイ消毒有限会社

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冬に空になった蜂の巣は取っていい?撤去する前に確かめること

冬の軒下に残った空の蜂の巣を離れた位置から確認している様子
✔ 先に結論

大分県でも、葉が落ちた庭木や軒下に、茶色い蜂の巣がぽつんと残っているのが見えるようになります。中にハチの姿がなく、手が届く屋外の場所にあるなら、取って構いません。取らずに置いておいても、翌年その巣が使い回されることはありません。

ただし「空に見える」と「空である」は別物です。屋根裏や壁の中、床下の通気口のように中が見えない巣や、脚立が必要な高さの巣は、確かめる前に手を出さないでください。

冬の蜂の巣は翌年には使われない

スズメバチは12月に働きバチなどが死に絶え、冬を越すのは女王バチだけです。アシナガバチは11月に死滅し、こちらも女王バチが越冬します。アシナガバチの女王は、複数匹がかたまって冬を越すこともあります。どちらの巣も、翌年には使われません。

春になると、冬を越した女王バチがたった1匹で巣作りを始めます。オオスズメバチの女王は、越冬後の5月頃から営巣を始めます。環境省の資料にも、そのように書かれています。去年の巣は、女王にとって使い道のない抜け殻です。

💡 ポイント

では放っておいてよいかというと、判断の軸は巣の危険性ではなく、置かれている場所です。玄関の脇や洗濯物を干す動線にあって毎日目に入るなら、取る。庭木の奥で誰も通らない場所なら、春までそのままでも困りません。

取る前に、本当に空かどうかを確かめる

冬の巣が空になるのは、ハチの一年のサイクルとしての話です。目の前の巣が本当に空かどうかは、見た目だけでは断言できません。取る前に次の点を確認してください。

☑ チェックリスト
  • 日が当たる時間帯に、巣から離れた位置でしばらく眺め、ハチの出入りがないこと
  • 巣の穴の周りに動くものがなく、巣の表面が崩れたり破れたりしていること
  • 巣のある場所が、屋外で全体が見える軒下・枝・物置の外壁などであること

ここで引っかかるのが場所です。屋根裏や壁の内側、天井の点検口の奥にある巣は、外から眺めても中の様子が分かりません。巣を作ったハチの種類も特定できないまま取ることになります。見えない巣は、自分で開けないでください。

自治体の対応は一律ではありません。個人の住宅にできた巣の撤去や助成を行わない自治体もあれば、申し出があれば撤去しつつ、崖や高所など危険な場所は撤去できないとする自治体もあります。高い位置の巣は自力で作業すると危険なので、専門業者への依頼が基本です。大分県内も、市町村によって窓口の対応は違います。迷ったら、お住まいの市町村の担当課へ一度聞いてみるのが早道です。

脚立を使う作業が、いちばん危ない

蜂の巣の撤去で刺されるより先に気をつけたいのが、脚立からの転落です。製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2017年度から2021年度の5年間に通知されたはしご・脚立の事故は162件で、被害者の約4割が60歳代以上でした。事故の原因は半数近くが、使う側の不適切な取り扱いや不注意だったそうです。

NITEが呼びかけている使い方は、そのまま蜂の巣の撤去にも当てはまります。

  • 脚立の天板には、乗らない・座らない・またがらない
  • 開き止め具をしっかりロックし、安定した平らな地面に置く
  • 使う前に、製品に貼ってある注意表示を読む
⚠ 注意

手を伸ばして届かない高さなら、脚立を足していくのではなく、その巣は取らないと決めるほうが安全です。

自分で取る場合の進め方

条件がそろって自分で取ると決めたら、服装から整えます。長袖・長ズボン・手袋・帽子を身につけ、保護メガネもあると安心です。黒っぽい色や香水などの強い香りは、ハチを刺激します。黒い作業着は避けてください。

巣はポリ袋に入れて、口をしっかり縛ります。ごみの出し方は自治体ごとに分別が違うため、お住まいの地域のルールに従ってください。取り終えたら、足元や巣のあった場所の周りに破片が残っていないかを見て、袋に拾い集めておきます。

巣を取る途中で、ハチが飛び出してきたら作業を中止します。巣から静かに後ずさりして離れ、その場の片付けは後日に回してください。

自分で様子を見てよい巣と、相談したほうがいい巣

見た目だけで迷ったときは、次の目安で分けてみてください。

○ 自分で様子を見てよい状態
  • 屋外で全体が見える場所にあり、ハチの出入りが確認できない
  • 人が通る動線から外れていて、近づく用事がない
  • 冬のあいだは触らず、春先に見直すと決められる
! 相談したほうがいい状態
  • 屋根裏・壁の中・天井裏など、中が見えない場所にある
  • 脚立を使わないと手が届かない高さにある
  • ハチの出入りがあるのか、ないのか、見ても判断がつかない
  • 巣の下にハチの死骸が多く落ちている、または飛び回るハチが残っている
  • 玄関や窓の近くで、家族や来客が毎日通る
コクエイ消毒のスタッフが防除機器を準備する様子

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相談するときは、巣の場所(家のどの面か、地面からの高さ)、見つけた日時、写真があれば伝えてください。写真は、遠くから巣の全体が写ったものと、近づかずに撮れる範囲のものがあれば十分です。無理に近づいて撮る必要はありません。

来年また作られないために見ておくこと

巣を取っても、来年そこに巣が作られなくなるわけではありません。冬を越した女王バチは、春になると場所を探して巣作りを始めるからです。早ければ5月頃に動き出します。

そこで、春の見回りを予定に入れておいてください。見るのは次の場所です。

  • 軒下、ベランダの天井、雨戸の戸袋
  • 物置や車庫の中、換気口の周り
  • 庭木や生け垣の枝の間

巣が小さいうちに気づければ、対処の選択肢は広がります。逆に、見落として夏の終わりに大きくなった巣は、近づくこと自体が危険です。

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高所や屋根裏の巣は、現地で状態を見てから決める

コクエイ消毒は、大分県玖珠町の本社と大分市の営業所を拠点に、大分県全域と、福岡県・佐賀県・熊本県の一部地域で害虫の相談を受けています。蜂の巣は、伸縮式のエアゾールノズルや防護服といった装備を前提に、高い場所の巣も想定して作業しています。

冬の空き巣の相談では、巣が空かどうか、どの方法で取るのが安全かを、現地で確かめてから進めます。取るべきか、置いておけるかも、そこで一緒に整理できます。

よくある質問

Q.空の巣を置いておくと、何か問題がありますか?

A.手の届かない場所で出入りがなければ、急いで取る必要はありません。巣は翌年に使われないためです。ただし玄関や通路の近くでは、不意に刺激する恐れがあるため、撤去を検討してください。

Q.取った蜂の巣は、どう捨てればいいですか?

A.ポリ袋に入れて口を縛り、お住まいの自治体の分別ルールに従って出します。可燃ごみか不燃ごみかは自治体で違うため、不明なら市町村の担当課に確認してください。

Q.屋根裏に巣があるようですが、冬なら放っておいても大丈夫ですか?

A.中の状態が見えない巣は、空かどうかを自分で確かめられません。冬でも、点検口を開けたり巣に触れたりせず、場所と写真を用意して業者や自治体に相談してください。

ご相談・お問い合わせ

コクエイ消毒は大分県全域に対応しています(福岡・佐賀・熊本の一部エリアも対応)。

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