カメムシが大量発生する家の特徴|臭いを出させない駆除方法
大分県でも、カメムシが家へ大量に集まったように見えるのは、屋外から飛来した成虫が、越冬できるすき間や建物内へ入り込むためです。家の中で繁殖して増えたとは限りません。室内で見つけたら、つぶしたり強く刺激したりせず容器へ入れ、侵入口になった窓、網戸、換気口、配管まわりを確認してください。
同じ場所へ繰り返し入る場合は、虫を一匹ずつ処理するだけでなく、建物の開きと洗濯物などへの付着を減らす対策が必要です。
集まりやすい家は侵入口が残っている
クサギカメムシなど一部のカメムシは、成虫で越冬し、家屋のすき間へ侵入することがあります。窓を閉めているのに室内で見つかるなら、次の場所を見てください。
- 網戸の破れや枠とのずれ
- サッシと窓枠の開き
- 換気口や給気口の網の破損
- エアコン配管が壁を通る部分
- 軒や外壁の継ぎ目
- 外へ干した洗濯物や布団
カメムシが通れる寸法を一律に決めつけるより、実際に見つけた窓や部屋の周囲を重点的に探すほうが確実です。換気や排水に必要な開口は完全に閉じず、用途に合う網や部材で補修します。
家の外壁へ集まっている場合でも、すべてが室内へ入るわけではありません。むやみに広い範囲へ薬剤をまく前に、出入りしている場所を観察してください。
室内では刺激せずに捕まえる
カメムシは刺激を受けると臭いのある分泌物を出します。素手でつかむ、たたく、つぶす方法は避けます。透明なコップや空の容器を上からかぶせ、厚紙を下へ差し込んで閉じ込めると、強く触れずに回収できます。粘着テープを使う場合も、押しつぶさないように包んで袋へ入れます。
掃除機で吸うと、内部で分泌物が出て排気や部品に臭いが残ることがあります。使用するなら、紙パックやダスト容器の扱いを含め、機種の説明書を確認してください。人の手で安全に届かない高所へいる虫を、無理に捕ろうとする必要はありません。
目や皮膚に分泌物が付いた場合はこすらず水で洗います。痛みや赤みなどが続くときは医療機関へ相談してください。
洗濯物と寝具を取り込む前に確認する
屋外へ干した洗濯物や布団に付いたまま室内へ持ち込むことがあります。取り込む前に表裏、折り返し、ポケット、タオルの重なりを目で確認してください。見つけても強く振り落とさず、屋外で容器へ入れるか、物干しから離れた場所へそっと移します。
カメムシの飛来が多い時期は、室内干しや衣類乾燥機を使う、目の細かい囲いの中へ干すなど、付着させない方法も検討します。明るい色の洗濯物だけに付くとは限らないため、色に関係なく確認してください。
虫を見つけた窓と日時を記録しておくと、特定の開口から入っているのか、洗濯物に付いていたのかを分けやすくなります。
侵入予防は建物の機能を保ちながら行う
破れた網戸は張り替え、枠とのずれを調整します。配管の貫通部に不要な開きがあれば、屋外用の補修材などでふさぎます。換気口には、本来の換気性能を損なわない防虫網を使ってください。
市販の忌避剤や殺虫剤を使う場合は、適用害虫にカメムシが含まれるか、屋内・屋外のどちらに使えるかを確認します。壁材、洗濯物、植木へ使用できるとは限りません。製品ラベルにない場所へ使ったり、濃度や回数を増やしたりしないでください。
家に入る小さな虫を場所から確認する方法も参考に、カメムシ以外の虫が混じっていないかを確かめます。
年による増減を家の条件だけで説明しない
果樹カメムシ類の発生量は、行政の病害虫防除情報でも地域や年ごとに調査されています。家の周囲で多く見たからといって、建物の衛生状態が悪いとは限りません。また、「特定の天候だから大量発生した」と個別の家から断定することもできません。
住まいでできるのは、外にいる個体数を変えることではなく、室内へ入る経路を減らすことです。発生情報を確認しつつ、窓、網戸、洗濯物など持ち込みやすい場所へ対策を絞ってください。
専門業者へ相談する目安
補修しても同じ場所から入り続ける、屋根や外壁の高所に集中している、天井裏など自分で確認できない場所から室内へ出てくる場合は、専門業者へ相談してください。
コクエイ消毒では、虫が集まる場所と室内への経路を確認し、侵入予防を含めた対策を検討します。薬剤だけで終わらせず、虫が入りにくい環境へ整える防除を重視しています。大分県全域のほか、福岡県・佐賀県・熊本県の一部エリアでも相談を受けています。
カメムシを見つけた部屋、窓、時刻、外壁の写真を残しておくと、調査範囲を絞りやすくなります。臭いを出させない回収と、侵入口の確認を分けて進めてください。
よくある質問
カメムシをつぶさずに室内から出す方法は?
透明な容器を上からかぶせ、厚紙を下へ差し込んで閉じ込めます。強く押したり素手でつかんだりせず、回収後は袋へ入れて処理してください。
カメムシは家の中で大量に繁殖したのですか?
家屋へ越冬場所を求めて外から集まり、すき間へ入る種類があります。室内で多く見ても、そこで繁殖したとは限りません。見つけた窓や換気口などの侵入経路を確認します。
洗濯物への付着を防ぐにはどうすればよいですか?
取り込む前に表裏、ポケット、布の重なりを目で確認します。飛来が多いときは室内干しや乾燥機を使い、色に関係なくすべての洗濯物を確認してください。
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