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家の中で羽アリが死んでいる原因|放置しないほうがいい理由

家の中で羽アリの死骸を見つけたら、それは近くに巣があるサインかもしれません。死骸が落ちている場所からシロアリの侵入経路や被害位置を推定できる場合があります。大分県を含む九州エリアでは、4月後半から6月にかけて羽アリの死骸が見つかる相談が増えます。死骸を捨てる前に確認すべきことと、放置しないほうがいい理由を整理します。

羽アリの死骸は「群飛のあと」のサイン

羽アリが死んでいるのは、群飛と呼ばれる繁殖飛行のあとに起きる自然現象です。シロアリやクロアリの羽アリは、巣から飛び立って結婚相手を見つけると、自分から羽を切り離して落とします。その後、新しい巣を作るペアだけが生き延び、それ以外の個体は死骸として残ります。

家の中で羽アリの死骸を見つけたということは、「家のどこかから羽アリが飛び立った」または「外から羽アリが入ってきた」のどちらかが起きたサインです。前者だった場合、家の床下や柱の中にシロアリの巣が成熟していることを意味します。

死骸からシロアリかどうかを判別する

死骸でも生きている羽アリと同じ方法で種類を見分けられます。動かないぶん観察しやすいです。

  • 胴体にくびれがなく寸胴 → シロアリの可能性
  • 触角がまっすぐで数珠状 → シロアリの可能性
  • 4枚の羽がすべて同じ大きさ → シロアリの可能性

胴体にはっきりとしたくびれがあれば、クロアリの羽アリです。クロアリだった場合も家にとっては不快ですが、シロアリのように木材を食害することはありません。

判別に迷ったら、透明な袋やセロハンテープに死骸を採取しておきましょう。後で業者に見せて確認してもらえます。

死骸が出る場所でわかる侵入経路

死骸が落ちている場所は、シロアリの巣や侵入経路の手がかりになります。

  • 浴室・洗面所・トイレの周辺:床下や水回りの木部に被害が進んでいるサイン
  • 玄関の上がり框、和室の畳の隙間:床下からの侵入が疑われる
  • 窓のサッシ周辺、外に面した部屋:外から飛来して窓に当たって死んだケースが多い
  • 屋根裏、2階の天井付近:イエシロアリで屋根や柱の上部からの侵入を疑う

死骸が一箇所に集中して見つかった場合、その下や近くに巣がある可能性が高くなります。

放置するとどうなるか

「死んでいるなら大丈夫」と思って放置するのは危険です。羽アリが死んでいるということは、群飛が起きた=巣が成熟しているということ。シロアリのコロニーは数万〜数十万匹規模で活動するので、死骸として見えているのはごく一部にすぎません。

放置するとこんな状態に進みます。

  • 床下や柱の中で食害が静かに進行する
  • 床がきしむ、踏むと沈むなどの症状が出始める
  • 壁や柱を叩くと空洞音がする
  • 翌年さらに大量の羽アリが家の中で発生する

シロアリの食害は表面に出にくく、気づいたときには内部がスカスカというケースも珍しくありません。死骸が見つかった時点こそ、一番早い対処タイミングです。

見つけたあとに取るべき対処

死骸を見つけたら、次の手順で動いてください。

  • 死骸を一部捨てずに保管する(種類確認用にビニール袋やテープに採取)
  • 死骸が出た場所の床下・柱・水回りを目視で確認する
  • 木部を軽く叩いて空洞音や違和感がないか確かめる

殺虫剤を散布するのはおすすめしません。表面の羽アリには効いても、巣にいる本体には届かず、むしろ巣を移動させてしまう原因になります。

自分で判別が難しい場合の相談先

死骸の状態や場所から「シロアリかも」と疑った時点で、専門業者に相談するのが確実です。コクエイ消毒では、しろあり防除施工士の資格を持つスタッフが床下に入り、死骸や被害の状態から原因をその場で判断します。1975年の創業以来、大分県を中心に害虫防除を続けてきた専門会社で、対応エリアは大分県・福岡県・熊本県・佐賀県の全域です。死骸の段階で気づければ、被害が広がる前に手を打てる可能性が高くなります。

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