ゲジゲジが家に出る理由と侵入経路|害はあるのか
ゲジゲジは見た目こそグロテスクですが、実はゴキブリやハエ、小さなクモを食べてくれる「益虫」です。大分県を含む九州エリアでも、湿気が増える5月以降に家の中で目撃する相談が増えます。基本的に人に害はありませんが、見た目が苦手で駆除したい人もいます。ゲジゲジの正体と、駆除すべきか共存すべきかの判断材料を整理します。
ゲジゲジの正体
ゲジゲジはムカデの仲間に分類されますが、性質はかなり違います。
- 体長:成虫で3〜5cm程度
- 脚:15対(30本)の細長い脚
- 動き:非常に速い
- 触角:長い
- 色:灰褐色〜黄褐色に縞模様
見た目はグロテスクですが、毒は弱く人を積極的に攻撃することはありません。
実はゴキブリやハエを食べる益虫
ゲジゲジの最大の特徴は「他の害虫を食べてくれる」点です。
- ゴキブリの幼虫
- ハエ・蚊
- 小さなクモ
- ダニ
- シミ(紙魚)
- ノミ
家の中の害虫を捕食してくれるため、ゲジゲジがいる家ではゴキブリが減ることもあります。
ゲジゲジに害はあるのか
人にとって、ゲジゲジはほぼ無害です。
- 毒は弱く、人を噛むことはほとんどない
- 万が一噛まれても痛みは軽度
- 病原菌を運ぶことは確認されていない
- 食品を食べたり家具を傷つけたりしない
危険度はムカデやスズメバチとは比較にならないほど低いです。
それでも気持ち悪い場合の対処
「益虫と言っても気持ち悪い」という人も多いはずです。駆除したい場合の方法は以下のとおりです。
- 殺虫スプレーを直接噴霧
- 出てきた場所に粘着シートを設置
- 床下や家の周りの湿気を下げる
- ゲジゲジのエサ(ゴキブリ・ダニ・小虫)を減らす
エサがなくなれば家に居つかなくなるため、根本対策はゴキブリやダニの駆除です。
侵入経路と防ぎ方
ゲジゲジは小さな隙間から侵入します。
- 玄関ドアの下の隙間
- 床下換気口
- 配管の貫通部
- サッシの隙間
- 換気扇のダクト
侵入経路はゴキブリと同じなので、ゴキブリ対策で隙間を塞ぐとゲジゲジも入ってこなくなります。
ゲジゲジが家に出るのは別の害虫がいるサイン
ゲジゲジを家の中で頻繁に見るなら、家の中にエサとなる害虫がいる可能性が高いです。
- ゴキブリの隠れ家がある
- ダニが繁殖している
- ハエが入ってきやすい環境
- 湿気で小虫が多い
ゲジゲジを駆除しても、エサがある限り別の個体が侵入してきます。根本的にはエサとなる害虫の駆除と環境改善が必要です。
共存という選択肢
ゲジゲジは「黙って自分の家のゴキブリを食べてくれる存在」とも言えます。
- 見つけても放っておく(夜行性で日中はあまり見ない)
- 害虫を退治してくれている、と考える
- 子どもには触らないよう伝える
- ペットがいる場合は注意(じゃれて噛まれることがある)
実害がないので、心理的に許せるなら共存も合理的な選択です。
大量発生している場合
通常は1〜2匹程度ですが、稀に大量発生することがあります。
- 家の中にゴキブリ・ダニが大量発生している
- 床下や納戸の湿気が極端に高い
- 周辺に蓄積されたエサがある
大量発生しているなら、ゴキブリやダニの根本対策が必要です。
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