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古い木造住宅の害虫対策で由布の方に伝えたいこと

由布で古い木造住宅にお住まいの方に知っておいてほしいことがあります。木造住宅は、築年数が経つほど害虫のリスクが高まります。

木造だから危ないという話ではありません。木造住宅には構造上、害虫が入りやすくなるポイントがあり、築年数とともにそのリスクが変化するということです。

木造住宅で害虫が入りやすい場所

木造住宅には、害虫の侵入口になりやすい構造的な弱点があります。

床下は地面に近く、湿気が溜まりやすい場所です。シロアリは湿った木材を好むため、床下の換気が不十分な住宅ではシロアリの侵入リスクが高くなります。床下の換気口が物やプランターで塞がれている住宅を見かけることがありますが、これは湿気がこもる原因になるので避けてください。

屋根裏は外部とのすき間ができやすく、スズメバチやイタチ、ネズミが侵入する経路になります。築年数が経つと屋根と壁の接合部にすき間が広がることがあります。屋根裏に断熱材が敷かれている場合、動物が断熱材を巣の材料にして住みつくこともあります。

基礎まわりの配管貫通部も要注意です。給排水管が基礎を貫通する箇所にはすき間ができやすく、ここからシロアリやムカデが侵入します。新築時にはシーリングで埋められていても、経年劣化で隙間が開いてくることがあります。

築年数が経つと何が変わるか

新築時には防蟻処理が施されていますが、薬剤の効果は約5年で切れます。築10年を超えると無防備な期間が長くなり、シロアリのリスクが上がります。

建物自体も経年で変化します。木材の乾燥収縮、基礎のひび割れ、屋根瓦のずれ。こうした変化が新たなすき間を生み、害虫の侵入口になります。

築30年以上の住宅では、床下の土壌がむき出し(布基礎で防湿シートなし)のケースが多く見られます。土壌から湿気が直接上がるため、木材の含水率が高くなりやすく、シロアリだけでなく木材腐朽菌の発生リスクも高まります。

水回りの配管からの微量な水漏れも、古い住宅では見落とされがちです。目に見える漏水でなくても、配管の接合部から少しずつ水が染み出し、周囲の木材を湿らせていることがあります。

定期的に確認したい場所

年に一度でいいので、以下の場所を目視で確認してください。

– 床下点検口がある場合は、懐中電灯で基礎の立ち上がり部分を覗いて、土の筋がないか確認する

– 屋根裏に点検口があれば、動物のフンや断熱材の荒れがないか見る

– 外壁と基礎の接合部を外から見て、目に見えるひび割れやすき間がないか確認する

– 床下の換気口が塞がれていないか、ネットが破れていないか見る

異変を見つけたら早めに専門業者に相談してください。見つけた時点が最も被害が小さいタイミングです。

自分でできる予防と、専門家が必要な範囲

換気口の周りを整理する、雨樋の詰まりを取る、外壁際の落ち葉を掃除する。こうした日常的な手入れは自分でできますし、害虫の侵入リスクを下げる効果があります。

一方、床下全体の状態確認、防蟻処理、屋根裏に住みついた動物の追い出しと侵入口の封鎖は専門家の領域です。床下に入って調査するには知識と装備が必要ですし、動物の駆除には法律上の手続きが関わる場合もあります。

築年数別の害虫リスクの目安

築5〜10年:防蟻処理の効果切れ。シロアリの予防再処理を検討する時期です。

築10〜20年:基礎や外壁に微小なひび割れが生じ始め、ムカデやゴキブリの侵入口になります。シーリングの劣化も進む時期です。

築20〜30年:屋根と壁の接合部にすき間が広がり、屋根裏への害獣侵入リスクが上がります。水回りの配管劣化も進み、床下の湿気が増えやすくなります。

築30年以上:複数のリスクが重なる時期です。防湿シートのない布基礎、劣化した配管、広がった外壁のすき間。一箇所だけでなく、家全体を点検する必要があります。

大きな修繕になる前にできること

害虫被害が進行すると、床下の土台交換や柱の補修といった大がかりな修繕が必要になります。定期的な点検と早めの対処で、こうした事態を防ぐことができます。

コクエイ消毒には蟻害・腐朽検査士と床下健康診断士が在籍しており、床下の木材が害虫によるものか腐朽によるものかを正確に判定できます。由布市を含む大分県全域と福岡県、熊本県、佐賀県で対応しています。

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